河本興業株式会社
お問合せ
電話番号とメールフォームへのリンクを表示
検索ボックスを表示
×

専務木まぐれブログ

最新チラシ

「IAQ Labo」での研修

Category
専務木まぐれブログ

みなさんこんにちは 専務の河本哲久です。

台風12号の接近が予想されております。最新の台風の位置情報や雨雲レーダー画像などを確認し、油断をせず警戒しましょう。

 

先日、愛知県春日井市にあるパナソニック エコシステムズ㈱の体験型実験住宅「IAQ Labo」での研修に参加してきました。

これは、近年の住宅トレンドである高気密・高断熱化やさらなる省エネルギ-の追求、また健康への配慮など住宅の高性能化

に呼応する新たな室内空気質(IAQ:indoor Air Quality)を体験できる住宅です。

人が1日に身体に取り入れる物質のうち、最も多いものは空気。飲食物の約10倍もの量を口にしています。

18kg/人・日 直径3メ-トルの球体と同じ量と言われております。

そのため空気の質をコントロ-ルすることは、人の暮らし(=健康・快適・安心)にとって、とても重要です。

この研修施設の1階にある「空室比較体感室」

①換気ができていない部屋 ②換気ができている部屋 ③熱交換換気をしている部屋

この3つの部屋を比較体験することで換気の必要性・重要性が実感できました。

 

住宅には建築基準法で24時間機械換気が義務づけられております。

住宅では、主に第1種換気方式と第3種換気方式の2つからの選択となります。

第1種換気方式とは、機械給気・機械排気

第3種換気方式とは、自然給気・機械排気

PM2.5や黄砂、花粉など外気の汚れが室内へ侵入するのを防ぐには給気が大事なポイント。

設置された給気口から適正な給気量が確保されていないと隙間などから外気の汚れが入ってきます。

弊社では確実な換気ができる第1種換気を推奨しております。

 

人は、生活時間の約9割を建物の中で過ごします。うち6割は家にいます。

IAQ=室内空気室 インドア・エア・クオリティ

家の空気が、とても大事! これを実感した研修でした。

 

 

この記事を書いた人
河本能久
専務取締役
河本 哲久

河本興業株式会社の専務。現在は主に住宅(テクノストラクチャー)とリサイクルセンターを担当しています。
技術工務会などにもメインで参加します。

1級建築施工管理技士、2級建築士