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テクノストラクチャーよもやま話(集成材の寿命って?)

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皆さん こんにちは 社長の河本能久です。今年の10月は暑い日が続きますが、お体ご自愛ください。

集成材の寿命について ご質問を受けました。今日は2018年8月31日に書いたテクノストラクチャーよもやま話に、加筆させていただきます。

 

テクノストラクチャーの躯体で使われる木の集成材。天然木と違って素材は天然でもあくまで工業製品ですのでその寿命が気になるところです。

集成材の歴史は意外と古く実用化されたのは今から100年以上前になります。日本では1951年に東京の「森林記念館」に用いられたのが最初になります。その建物は現存していませんが森林総合研究所にその建物に使われた集成材が保存され接着性能の確認が行われています。接着性能は半永久的と言われていることから通常の無垢材と耐用年数耐久性は変わらないといわれています。

また、自衛隊の掃海艇で集成材を使った木造船があるそうです。長年使用した掃海艇を解体して接着性能を検証したところ、接着部での強度低下は全く見られなかったとのことです。構造用集成材にしろ無垢材にしろ強度低下を防ぐ上では、木材そのものの防虫や防腐の処理を行うなどの適切な保守管理が重要であることの典型例であると思います。

弊社は解体工事も自社の直営班で行う場合があります。解体した建物の木部材を確認しても集成材、無垢材共に蟻害や菌等による腐朽は目にすることは多いですが、接着剤の性能が失われはがれている集成材は見た記憶がないです。

木造の建物はメンテナンスが何より重要です。

大阪府枚方市・交野市、京都府京田辺市でテクノストラクチャーの家をご検討の方は、ぜひウェルハウス河本興業へご相談ください。

初稿 2018.8.31 10:24

加筆 2021.10.9 16:43

この記事を書いた人
河本能久
代表取締役
河本 能久

河本興業株式会社の社長。企業理念でもある「誠意」「創意」「熱意」をモットーに、地域のお客様の信頼に応えます。
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