江戸時代の土木工事に大感動(熊本県 通潤橋)
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熊本県山都町にある通潤橋は、江戸時代に建設された石造りのアーチ橋で、白糸台地への灌漑用水路として今も現役で活躍しています。橋の長さは75.6m、高さ20.2m、幅6.3mにも及び、その雄大さと美しさに圧倒されました。
今回、所属する土地改良区の視察で通潤橋を訪れました。江戸時代の技術の粋を集めたこの橋は、水路橋としての機能美だけでなく、周囲の自然と調和した景観も素晴らしいものでした。特に、橋の中央から勢いよく放水される様子は圧巻で、その迫力に息を呑みました。
また、昭和初期に建設された分水施設も見学しました。これは、水争いを解消し各水田へ効率的に水を送るための施設で、先人の知恵と工夫に感銘を受けました。限られた水資源を有効活用しようとする努力と、それを実現するための技術力の高さに、改めて感嘆しました。
通潤橋の建設を私財を投げ打って主導した布田保之助という人物にも心を打たれました。地域住民の生活向上を願う強い思いと、困難に立ち向かう行動力に深く感動しました。
今回の視察は、人間の 自然と共存する知恵と地域を思う心を学ぶ貴重な機会となりました。通潤橋の雄姿と、そこに込められた先人たちの思いは、忘れられない思い出となりました。
通潤橋は以前から必ず行ってみたい場所でしたので今回念願がかない大変喜んで視察に参加しました。 結果はその姿と規模に感動。建設にいたる背景にまた感動。大変有意義な視察となりました。
土木工事でできる施設は 規模の大小にかかわらず地域で暮らす人々の重要なインフラです。弊社も同じインフラ施設を建設する企業として その責任の重大さを改めて認識させられる意義深い研修となりましたした。
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